
ジブリ作品がアカデミー賞を逃したのは、残念なことなのか?
2016年のアカデミー賞が発表されました。
最近は洋画をあまり見なくなったので、思い入れのある作品や俳優はいないけれど、昔はアカデミー賞はすごいって感じで受け止めていました。
ただ、今あらためて報道を見ていると、アカデミー賞も単なる宣伝のための賞だとしか思えないんですよね。
こんな賞を報道するのはやめて、日本で日本独自の祭典を作って伸ばした方がいいと思います。
テレビでは、日本のスタジオジブリの長編アニメ、米林宏昌監督の作品「思い出のマーニー」が惜しくも受賞を逃した。
そんな報道の仕方をしています。
でも、アメリカの映画の広告をするため開催している祭典で、なぜ日本の映画を宣伝しないといけないのか?と考えれば、受賞できなくて当たり前です。
万が一、純粋にいい映画に対して賞を与える祭典だとしても、選定委員がアメリカ人であれば、日本の作品は選ばれにくいでしょう。
日本と欧米では、宗教がことなるため、ものの考え方や捉え方が異なるので、微妙なニュアンスを受け取れません。
これは日本人が洋画見ていても、一部理解できない内容があるのと同じです。
日本人にとっていい作品であればあるほど、その良さが伝わらないのが残念です。
だからアカデミー賞自体にノミネートすらさせない方がいいと思います。
日本でも、日本アカデミー賞なるものがありますが、まずは名前を変えてみる。
アメリカの映画やドラマより、日本の映画やドラマ、漫画、アニメの祭典を作り、日本で今ブームなのはこれだ!って世界的に広告すればいい。
もちろん政府主導ではなく、民間企業主導で。
アニメや漫画だけでもいいかもしれない。
それを評価するのはオタクと呼ばれる人たちがいい。
営利目的ではなく、ただ純粋にそれが好きな人たちが選ぶものこそ本物。
海外主導のやり方を受け入れる時代はもう終わりです。
日本人に認められたものが世界に通用する。
もうすぐそこに、そんな時代がくると思います。
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