「保育園落ちた日本死ね!!!」待機児童問題を考えてみる

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保育園落ちた日本死ね!!!最近、国会やメディアを騒がせている待機児童問題のブログ発言です。

URL:http://anond.hatelabo.jp/20160215171759

待機児童問題は、働く女性にとっては切実な問題です。託児所の利用だけでも1時間預けるだけで数千円かかることもしばしば。1ヶ月10万越えは普通。普通に働いて稼げる金額を上回る料金設定が一般的です。

昔はこんなことなかったように思うのですが、今は都市部で共働き世代が多いため、3歳未満の子供の預け先が足りなくて待機児童が多くなっているようです。待機児童解消のために必要なものは以下の3点

  1. 保育士の数
  2. 保育園の数
  3. 育児休暇の年数を3年に増やす

保育士の数が少ない理由は、労働環境の悪さのようで、35歳平均賃金が22万円弱のよう。確かにあまりにも低すぎますね。

  • 保育士の数=免許取得者 = 約130万人
  • 実際働いている人    = 約42.5万人
  • 不足している人     = 約6万人

保育園に預けることができないため、働けない人がたくさんいるのであれば、その方たちを一時的に保育園で働けるようにするのもいいかもしれません。期間限定で自分の子供がいる間だけの雇用を確保する。今いる会社には在籍だけ残してもらえるような制度を整え、一定期間過ぎた後に戻れるようにする。大企業の会社であれば、保育園の部門を作ってそこで働いてもらうというのもありでしょう。

保育園の数が少ないのは、都市部の土地が高いことや、周辺環境の住民が反対することなどがあるそうです。そんな問題であれば、住宅近くではなく、場所制限の一定の緩和を元に、駅近くの土地や、第三セクター等で失敗して空きビル化している場所を利用すればいい。空き部屋はたくさんあるし、主要駅の近くにも多いため、低価格で借りれるところを探して提供しても面白いと思います。

あとは、雇用主がんばれですね。待機児童のほとんどが3歳未満ということを考えれば、それまで育児休暇できるように制度化すれば、昔のように待機児童の少ない社会ができるはずです。大手企業といっても、シャープや東芝、三洋のように簡単に経営が傾く厳しい社会になってしまったので簡単ではないでしょうが、社会貢献のためにも頑張って欲しいものです。

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