
腐った東京都政にメスを!舛添都知事の説明不足を今こそ追求
東京都の舛添都知事が海外主張で使った費用の合計が5千万を超えるとの発表がありました。
舛添都知事の会見では、「仕事をきちんとしていることは皆様が一番ご存知だと思いますが・・・、」とかなんとか意味不明な言葉を発していたようです。正直、舛添都知事が誕生して、仕事の成果が出ている内容の報道を聞いたことがありません。これまでの都知事が敷いたレールにただ乗っかているだけです。大阪でやっていた大阪都構想の時の橋下さんや松井さんの行動力とは懸け離れた体たらくぶりが伺えます。これが日本の首都を牽引する人なのかと残念でしかたありません。
正直、前の猪瀬都知事の方が主体的に仕事をしていたでしょうね。今の都知事のやっていることは会見や有名どころの人と会うということだけで、自分でビジョンを生み出して主体的に行動しているわけではありません。
いや、たった一つだけありましたね。新宿の一等地の空き地に、区民が足らないと騒いでいる保育所よりも韓国人学校を建設するというのですから。14年7月の韓国訪問時の依頼を受けてといいますが、昨今の韓国の大統領が日本に対してしてきた行動を考えると、今回の韓国からの要望を実現すること自体が日本国民への背徳であると考えてもいいと思います。もともと、韓国と近しい間柄にあると噂されていた方なので、言わずもがなですが。裏でどんなやり取りがあるのかをきちんと見定める必要があります。しかも韓国人学校は定員割れらしいですね、まさにズブズブの関係なのかと思ってしまいます。
話は戻って、今回の出張旅費。内訳を見ると、削減んできるはずの諸経費を削減せずに使い倒しているように見えます。本当にそれだけの金額がかかったのかということも疑問です。
明細の内訳をできるだけ詳細に出したと言いますが、今公表している内容でも曖昧すぎます。この中に不正な使い方をされている可能性は十分にあります。
ラグビー観戦で経費128万使わずに自分のお金でやってください。会場と空気を知るだけでいいでしょう。しかも一試合で十分なところを、2試合を複数人で観戦しています。事前に日本でラグビーの試合を観戦していけば、一回見るだけで雰囲気の違いもわかるでしょうから、お金は最低限ですみます。携帯通話費用も225万円、どこまで管理がずさんなんでしょうか?端末借上にもかかわらず、通話費用がここまでかかるものでしょうか?費用を抑えるための連絡手段は用意できるはずです。今更、それをマニュアル化もしていないのでしょうか?あと、私的な通話も今回の費用に含まれている可能性は高いと思います。ぜひ調査していただきたいところです。他にも日程にしては、金額が大きすぎるものが多いため、不信感が募ります。
日本の大手上場企業の社長でも一回の海外出張でこれだけの諸経費をかけていたら話になりません。削減できるところは削減するのがあたりまえです。なぜなら企業のトップは、それだけのお金でどれだけ従業員が養えるかを考えます。その金額を稼ぐには従業員の働きがどれだけ必要なのかを考えます。結果、その経費に見合うだけの成果を出すために行動します。株主からの監視もありますから。今回得た物をどう生かすかを考え、従業員に方向性を示し前に突き進まないといけません。
今回の舛添都知事の発言、「仕事をきちんとしていることは皆様が一番ご存知だと思いますが・・・、」、というのは企業のトップは言えない言葉です。お金を浪費するだけの人だから言える言葉です。この金額に見合うだけの成果は5千万ではなく、その何倍もの金額になります。普通の企業でしたら単なる経費。売上の原価にもならないお金なのですから。感覚が日本の首都を牽引する人のそれではないことがわかります。
これからは経費がかからないようにするということですが、今で2億円以上支出した出張諸経費で不正ではなかったのかが疑問です。ちょっとした不正でも議員辞職をする人がいる昨今、都知事だからといって過去の清算なしに前に進めるほど甘くしないでほしいです。前に進むよりも日本にとって後退することを選びかねない人ですから。
マスコミも不倫ばかり何ヶ月も報道している暇があるなら、この問題も何日間にも渡って詳細を報道して簡単に忘れないようにしてほしいものです。