
私をクレーマー認定した瞬間の店員の対応。自分のルーティンは疑わない!
とあるカツ丼屋さんでのお話。
そのカツ丼屋さんは、行けば必ず次回以降に利用できるクーポン券をくれる。クーポン券があるからと、それなりの頻度で通っていた。今も時々は行っているが頻度はかなり減った。
その原因となったのが、店員さんにクレーマー扱いされたこと。気にしなければいいんだけど、流石に行きにくくなって遠のいている。クレームの内容はクーポン券提示してないのに、提示したと言ったよね事件である。
忘れもしない、その日は何を食べようか迷っていたが、財布の中を見るとカツ丼屋さんのクーポンがあったので「よしカツ丼屋に行こう!」とテイクアウトを買い求めに行ったのだ!。
そう、クーポン券なかったら行く気すらなかった。この時に財布の中のクーポンは確認済!
お店に到着してすると、電子マネーでの支払いなので初めにクーポン券とスマホを準備した。お会計時ではなく、注文前にクーポン券を前のお金を支払うカウンターに置いてから、30秒ほど悩んで注文をした。
注文した後に、なぜか店員さんは「クーポン券ありますか?」と聞いてきた。いや、今、提示しましたけど?と提示したクーポン券を指さして示した。自分が指差したクーポン券は店員さんの手の中にあった。流石にわかっているでしょ?としか思っていなかった。
その後、普通に支払いしたが、なぜかいつもより値段が高く感じた。疑問に思って、支払い完了後にレシートを見ると、クーポン券の値引が適用されていないことが発覚!
少額なので気にすることではないけど思いながら、気持ち悪かったので「クーポン適用されてないんですけど?」と定員さんに聞くと、「いや、クーポンは提示してもらってません!」とのお返事。「出しましたよ!」の応えに「私は確認しました!」との強気で応える。
「初めにクーポン提示しているんですけど」と食い下がると、「いえ、もらっていません!」との頑な、いくら押しても無理だと理解できた。もしかして自分が間違えているかな?と思ったので、財布の中にクーポン券がないかを何度か確認する。やっぱり無い。店に入ってすぐクーポン券を取り出して、注文前渡したことまでは記憶にある。そこまでしてから再度、「いや初めに渡しましたよ!」と言った。
その時、店員さんが再度自分の正当性を主張しようと息をのんだかと思うと、目をふっと上にそらした。その後、大きく息を吐き出しておっしゃった。「わかりました。それではクーポンの代金をお返しします。」いやいや、目は笑っていない。明らかに疑ってますよね!それクレーマーを見る目ですよね!?。ある種の諦めと、面倒な客に応える感じを醸(かも)し出していた。
おそらく、お店はクレーマー対策の教育を店員にしているんでしょう。その切り替えスイッチが入ったことが見て取れた。疑いは晴れていないことが丸わかり。目が自身に満ち溢れている!自分への疑いはこれっぽっちもない。挙動も自身満々そんな感じ。
気分が悪い状態で返金をしてもらった後も、何度も自分が間違いでないかを財布やポケットなどを確認しまくった。自分が間違えていたなら、詐欺ってことだよね?と思いながら。でも、今さっき自分の手に持っていたクーポン券まで完全に思い出せる状態は変わらない。なんだこれ!?と思いながらも念入りに確認した。
商品ができて受け取るときに、「私が間違えていると思うなら、その監視カメラで見て確認してください。確実に注文前に渡しています。そしてレシートとともにもらったこのクーポン券が私が渡したクーポン券ですよ!」と商品受け取り時に話して店を出た。「ああ、そうですか!」と最後まで自分の自身をくずさなかった店員さん。あの後、監視カメラを見たのだろうか?それとも見ず仕舞いだったのかな?
商品を待っている途中、この店員さんのルーティンを見ていたが、お客さんの注文前に次回用のクーポン券を手に準備していた。そう、お客さんが注文する前に!。クーポンの束から自分で1枚とる行為が、私がカウンターに置いたクーポンを自分で手に取ったことによって、店員さんはいつものルーティンに上書きされてしまい、自分が店のクーポン券を取ったと勘違いしたようだった。
確かに、クーポンを手に取るタイミングが一致すれば、わからなくなるよねw。
勘違いは誰にでもあること。自分は勘違いしていないとは限らない。自分を疑うことを忘れて他人のせいにすると、お互いに不幸になることがある。自分のいつものルーティンに別な情報が紛れ込んでも、それを認識するのは難しいことがよく分かった。