新型コロナウィルス アビガンの副作用について

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新型コロナウィルスに効き目があるウィルスとしてアビガンがもてはやされていますが。そのリスクについてはキチンと報道されていない気がするので、簡単に記載しておきます。

あくまで素人の私見です。他のサイトなど多くの情報を集めてご自分で判断してください。

アビガンのリスク1 薬の副作用(初期胚の致死&奇形児が生まれる)の記載の確認

重大なリスクとしては、初期胚の致死及び催奇形性(奇形児が生まれる)リスクがある。

・妊婦、授乳中の婦人はNG。動物実験で奇形児が生まれるリスクがある。

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。〔動物実験において、臨床曝露量と同程度又は下回る用量で初期胚の致死(ラット)及び催奇形性(サル、マウス、ラット及びウサギ)が認められている〕

授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させること。〔本剤の主代謝物である水酸化体がヒト母乳中へ移行することが認められている〕

・小児への投与はNG。

小児等への投与

小児等に対する投与経験はない。〔動物実験において、幼若イヌ[8週齢]に1ヵ月間投与した試験では、若齢イヌ[7〜8ヵ月齢]の致死量より低用量(60mg/kg/日)で投与20日以降に途中死亡例が認められている。幼若動物(ラット[6日齢]及びイヌ[8週齢])では、異常歩行、骨格筋線維の萎縮及び空胞化、心乳頭筋の変性/壊死及び鉱質沈着などが認められている〕

・精巣にも影響あるとの記載がある。

病理組織学的変化って何?回復または回復傾向が認められる。ということは、完治するかどうかは不明ということ?

動物実験において、ラット[12週齢]及び若齢イヌ[7〜8ヵ月齢]で精巣の病理組織学的変化、マウス[11週齢]で精子の異常が認められている。なお、いずれも休薬により回復又は回復傾向が認められている。

・精子にも影響あり。

精子には7日間は薬が残っている。定量下限未満になるのが7日目。7日経てば大丈夫と言っている人もいるが、これは外国人データで、かつ、一部は残っている可能性は示唆されており、全くなくなるとは記載されていない。

(外国人データ)

健康成人男性20例に本剤を1日目は1回1200mgを1日2回、2日目から5日目は1回800mgを1日2回経口投与(1200mg/800mgBID)注7)したときの本剤の精液中濃度(幾何平均)は投与3日目及び投与終了後2日目でそれぞれ18.341μg/mL及び0.053μg/mLであり、投与終了後7日目にはすべての被験者で定量下限(0.02μg/mL)未満となった。また、精液/血漿中濃度比(平均値)は投与3日目及び投与終了後2日目でそれぞれ0.53及び0.45であった。

上記引用元:KEGG MEDICUS

URL:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066852

アビガンのリスク2 人間で催奇形性の治験はできない

奇異性のリスクとして、妊婦や授乳中の婦人、もしくは投与後の一定期間の男性となっているが、人で治験していない。治験していない理由は簡単で、自分の子供が奇形児になるかどうかの実験は誰もしないし、してはいけない行為だから。

その治験を今やっている感じ。結果がでるのはもう少し先の未来。

気になる点としてあるのが、女性の卵子は生まれた時に作られて、1個ずつ排出されるということが挙げられている。既に作られている卵子に影響があるかの治験はされていない。

アビガンについてのひろゆき氏の話。少し前からです。

そこまで言って委員会では、医者の人が「50代以上にのみ投与という規定がある」と言っていた。ただしこれは病院ごとに決められることなのか、20代の女性へ投与したという話も出てきているので、どこまでそれが適用されているのかは不明。

医者が持っている情報も、ネットで調べれる範囲でしかないので、医者が大丈夫だというから大丈夫だという考えは甘いと思う。

アビガンのリスク3 初期段階での投与を推奨

ウィルスの増大を防ぐために初期段階で投与することを推奨されている。このため、重篤化しない患者に対しても無駄に投与される(されている)可能性がある

ひろゆき氏の言う通り、ほとんどの人は薬なしでも生存する病気なので、少なくとも子供を生む可能性のある男女は、あえて劇薬のアビガンの副作用のリスクを背負う必要性はないと思う。

アビガンのリスク4 日本マンセー信者が拡散

日本製だからアビガンは大丈夫なんだ!的な意味不明の思想を持っている人が散見される。そのため、アビガンを飲めば大丈夫という根拠のない情報が拡散される事に繋がっている。

どこ製なんて関係なく、ただただ安全でリスクの少ない方法で新型コロナを治すことが重要。

メディアも同様。リスクについてはあまり報道せずにアビガン飲んで治ったというところだけを強調して報道している。結果的にこれがリスクを知らずにアビガンを飲むことに繋がる。多くの副作用をもった劇薬にもかかわらず、多くの人がこれを頼る形となる。

アビガンのリスク5 テレビ局の放送禁止用語の弊害

テレビで奇形のリスクの話が報道されないのが何故か?疑問に思っていた。その話をはぐらかす発言ばかりに終始していたので分かったのだが、どうも「奇形児」という言葉が放送禁止用語なので自粛しているように思われる。

ただ、今の状況下で放送禁止用語関係なくキチンと奇形児のリスクを放送すべき!

もし、未来にアビガンを投与された人の赤ちゃんに副作用が出てきた時、今の副作用をキチンと報道しなかったメディアの罪は重い!今出てくる批判をかわすことだけに注意して、未来に発生する可能性がある本当の問題を回避することをやめているのが今のテレビメディア。

逆に、アビガンがいいと煽りまくっているので、アビガンで副作用の薬害がでたら、テレビの責任は大きい。煽っているのは子供生んだ後の世代ばかりなのが笑える。というか本当に自分で調べない無知な人が多い。本当に今のテレビは当てにならない。

終わりに

あくまで、今は催奇形性の治験は人ではできないので、大丈夫だという確証がないというお話。今後、その副作用が現れるかもしれないし、現れないかもしれない。

現れた時のリスクを背負って生きるのは個人的には厳しいなと思う。

もちろん、逆の意味で、アビガンで助かる命がある可能性がないとは言えない。

ただ、試験管でのテストで効果が見られないのに、何故人で効果が認められるのか?本来そんなことはないはずと言っている感染症の専門家がいるのが現状。殆どのケースは飲まなくても治るケースだと見受けられる。

睡眠薬で睡眠時間を確保することで治りやすくなったという話もでているようなので、それで十分な気がする。よく寝ることで免疫力高めるのが、一番効果があるのでは?


何もなければ、それが一番いい。

 

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