
正義の鉄槌を下す人は、実は悪者?他人を非難したい欲求は、純粋な悪になり得る。
正義と悪については、漫画やアニメ、ドラマや映画、小説など様々なもので語られている。
そんなフィクションの世界とは裏腹に、現実世界では正義と悪はただの対局なだけだと思う。
ただ、自分を視点に対局にいる相手を見た場合に、その相手を悪だと定義しているだけのお話。
例えば、日本の戦国時代。それぞれの大名が日本統一を目指して戦ったけれど、そこには正義も悪もない。自分の理想の世界があって、それを実現するために戦っていただけ。
例えば、世界で起こっている紛争。お互いがお互いの権利を主張して戦っているだけ。
例えば、Aさんに対して不都合なことをしたBさんを非難したCさんがいた場合。Cさんは正義だとは限らない。Bさんにとっては悪となる可能性があるし、Aさんにとっても悪となる可能性すらある。
時には重要指摘になることもあるが、時にはやってはいけないことの場合もある。
大抵、Cさんの行為は安全地帯から自分の不満を発散するだけの行為につながっているだけというのが真実かもしれない。他人のためではない、自分のための行為に過ぎないことが多い。
SNSってそういう物。真実を映し出す鏡が今こそ必要!
今こそ「ラーの鏡」の出番!
自分を写して、自分が悪になりうるかを考えるべき!
自分に関係の無い他人を非難したいという欲求は、善にはなりえない純粋な悪なのかもしれない。